2002-03-20 第154回国会 参議院 外交防衛委員会 第3号
また、訓練を実施する際も、日本はかなり沖合が訓練海域で、その往復に大変たくさんの燃料を使ってしまいますのでほとんど訓練する時間がないと、こういう観点で、この空中給油機がありますと訓練時間が長く確保できますし、また、燃料ぎりぎりで帰ってくるものですから、燃料切れによって事故の起こった例もありますけれども、この燃料枯渇も回避できるという訓練面のメリットもございます。
また、訓練を実施する際も、日本はかなり沖合が訓練海域で、その往復に大変たくさんの燃料を使ってしまいますのでほとんど訓練する時間がないと、こういう観点で、この空中給油機がありますと訓練時間が長く確保できますし、また、燃料ぎりぎりで帰ってくるものですから、燃料切れによって事故の起こった例もありますけれども、この燃料枯渇も回避できるという訓練面のメリットもございます。
そこで、空中給油機でございますが、いわゆる空中給油輸送機は、平時の訓練に際しまして、例えば、訓練区域で空中給油をすることによりまして、戦闘機が訓練区域と基地との往復に要する時間や燃料を節約できること、また戦闘機の離発着回数を削減することができ、基地周辺の騒音対策にも寄与し得ること、さらに天候急変等により予定の飛行場に着陸できない場合等において燃料枯渇を回避できること等から、訓練の効率化や航空安全の確保
それから継戦能力の向上ということで、戦闘機が燃料枯渇によりまして基地へ帰投できない場合に、空中給油により基地への収容が可能となるなどの継戦能力の向上という点で有用性があるという二点が指摘できるかと思います。
また戦時中の燃料枯渇と終戦直後の悪条件によって、一時麻痺状態にありましたバス、タクシー等も、幸い昭和二十四年以降、燃料及び諸資材の出回りと一般経済界の復興とによりまして、急速度に発展したのでありますが、ようやく業者の乱立、競争路線の激化がデフレ経済の深刻化に影響されまして、車両数と輸送人員との需給関係は飽和点に達し、運賃ダンピングないし伸び悩みの状態に立ち至っておることは御承知の通りであります。